不動産業者は全国におよそ12万業者以上。これはコンビニの店舗数のおよそ倍にあたる数。
その中で大手不動産業者といえる業者はほんの一握りです。つまりそれだけ中小規模の業者がたくさん存在しているともいえます。
マンション売却での不動産会社選びでは、やはりより高くスムーズな売却が理想ですから、そのためには実績のある業者を選びたいもの。
より多くの取引を行っていることで、それぞれの地域での今現在のニーズや、売却するたのノウハウ、売却相場に精通していることに繋がってくるからです。
不動産会社の実績を見る指標として、店舗数、売買仲介の取扱件数、売買仲介の取扱額、
で考えた場合。実績トップ3はズバリ以下の不動産業者となります。
①三井不動産リアルティネットワーク(三井のリハウス)
②住友不動産販売(Step)
③東急リバブル
やはりだれもが名前を知っている、
大手有名業者が名を連ねることになります。
まあ店舗数からしてその規模が違いますから、1店舗だけで運営している町の不動産屋さんとは比べ物にならないのも当然でしょう。
以下で触れますが、取扱件数、取扱額、店舗数のすべてが、上記の順となっているのも興味深いところ。 というのもやはり店舗数に比例しての、取扱件数、取扱額ともいえる数字となっています。 また、これらの上位トップ3は、近年ほぼ変動していないことも付け加えておきます
2014年度の具体的な店舗数は
①三井不動産リアルティネットワーク(三井のリハウス)
⇒275店舗
②住友不動産販売(Step)
⇒255店舗
③東急リバブル
⇒150店舗
2014年度の仲介取扱件数トップ3は
①三井不動産リアルティネットワーク(三井のリハウス)
⇒37,156件
②住友不動産販売(Step)
⇒33,968件)
③東急リバブル
⇒19,568件
2014年度の仲介取扱額トップ3は
①三井不動産リアルティネットワーク(三井のリハウス)
⇒12,731億円
②住友不動産販売(Step)
⇒10,657億円
③東急リバブル
⇒10,108億円
上記のような結果を見ると、あれ?他に名前を聞いたことのある大手不動産会社はどうなのか?と思える部分もあります。
そこで売買仲介の平均金額、つまり一件当たりの金額の高い業者をみてみると
2014年の売買仲介平均金額は
①三菱地所不動産サービス事業
⇒25,396万円
②日本土地建物販売
⇒13,181万円
③野村不動産グループ
⇒9,911万円
このようにガラっと上位が変わってきます。
これは、法人向けの売買仲介では、その平均単価が高いためで、上記の3社は主に法人向けの取引に強い業者であるといえます。
一方で個人向けの売買仲介では、やはり冒頭で挙げている3社の実績が圧倒的であるといえ、実績という観点から選ぶ大手不動産会社トップ3なら、 くりかえしになってしまいますが、
①三井不動産リアルティネットワーク(三井のリハウス)
②住友不動産販売(Step)
③東急リバブル
を選んでおけば間違いないでしょう。